アイアンフレームのオリジナルソファ製作記 #03 – 鉄脚用のパイプを手曲げ

鉄脚用のパイプを「手曲げ」により製作

アイアンフレームのオリジナルソファ製作記 #03 – 鉄脚用のパイプを手曲げ

第3回は、鉄脚用のパイプを「手曲げ」により製作する工程です

アパレルブランド BANKROBBER(バンクロバー)とのコラボレーションから生まれた「2.5人掛けのオリジナルソファ CRESCENT 」の製作記をご紹介しています。

前回の 「#02 – 座面と背もたれのブラケット製作」 に引き続き、第3回目の今回は、鉄脚用のパイプを「手曲げ」により製作する工程をご紹介いたします。記事が10回に分かれていますので、少々見にくいかと思いますがリストをご用意しましたので是非最後までご覧ください。

機械曲げと手曲げのちがい

パイプは手曲げで加工しています

一般的には、使用するパイプ径に合わせたコマ(金型)をセットした大型機械(ベンダー)で曲げていく「機械曲げ」で製作される場合がほとんどだと思います。

この機械曲げに対して、パイプに砂を詰めて潰れないようにし、大型のバーナーで加熱しながらゆっくり曲げていく、いわゆる 「手曲げ」という方法があります。

バイクのマフラーなどでは、昔から使われている技法ですのでご存知の方もおられるかと思います。

機械曲げと手曲げのちがい

機械曲げは量産性に優れ、安定した精度で加工できるメリットがある反面、金型を使って曲げていくので、基本的にアールの大きさが曲げはじめから曲げ終わりまで一定です。

これに対して「手曲げ」は、熟練した「職人の勘や経験」に頼る部分が多く量産に不向きな反面、曲げはじめはキツく、曲げ終わりにかけて抜けていくような緩いアールといった感じの、自然な形状の曲げパイプをつくることができます。

特徴的なアイアンレッグ

特徴的なアイアンレッグ

金型サイズに依存することなく、滑らかな曲線と絶妙なニュアンスを表現することができる「手曲げ」は、アイアンレッグが特徴的な “CRESCENT”には欠かせないポイントになっています。

ひきつづき 第4回は 「専用ジグを使った溶接工程」です。是非ご覧ください。

ソファの詳細は以下の各アイテムページをご覧ください

製作記・記事リスト