バイクや車、音楽といった趣味を楽しむ日々の中で出会う「一生モノのアイテム達」。
中には思い出が詰まっていて手放せないものや、経年変化が歴史を刻み、眺めているだけで時間を忘れてしまうものもあると思います。
特にヘルメットやブーツは1点で満足することが少なく、用途やシーンに合わせて複数所有することが多いのではないでしょうか?
そんな方々からの「専用ラック」のご要望はこの10年で激増しています。それと同じくして、僕自身にとっても必要性を感じることが増えてきたので、2025年の1年間をじっくり費やし、試作を重ねて準備してきました。

主役を引き立てるパイプフレーム
主役となる「ヘルメットやブーツ」の存在感を最大限に高めるため、骨格となるパイプ径を極限まで細くして、ラック全体のイメージをシャープに仕上げました。

パイプフレームの「曲線美」は、曲げの大きさがイメージを大きく左右してしまうため、専用の工具を作ることで、理想を形にしました。


異素材の融合と安定性
無骨なイメージをもつ「メッシュ棚」と、シャープでしなやかなパイプフレームの基本構造に、パイプエンドの樹脂キャップを組み合わせることで、ラック全体の強度と安定感を最大限に引き出しています。

単なる保護のためと思われがちな「樹脂キャップ」ですが、ガタつきを抑え、全体の精度を支える重要なパーツだと考えています。
しかし、普通にパイプに取り付けた場合に生じる「段差」によって、ラック本体との一体感が損なわれ、金属と樹脂の「異素材感」が強調されてしまいます。
そこで、樹脂キャップの外径とパイプフレームがシームレスに繋がるように、専用のパーツを旋盤で削り出し、溶接して仕込むことで問題を解決しました。

2種類のラックによるディスプレイの親和性
共通の基本構造で同時にリリースされた「ブーツラック」と「ヘルメットラック」ですが、それぞれ「専用品」としての特化した特徴をもっていながら、柔軟な汎用性も兼ね備えています。
2台並べることで、圧倒的な収納力と迫力あるディスプレイを実現します。

それぞれヘルメットやブーツに内容を絞って、統一感のあるディスプレイを楽しむ方法に加えて、柔軟で自由な発想をもとに、自分のお気に入りのアイテムをミックスして楽しむ方法もおすすめです。

金型から制作して追求したデザイン
今回のラックを制作するにあたり、「パイプフレームの太さと曲げの大きさ」が大きな課題でした。

サイズの異なる曲げサンプルを制作して、最終的には専用の金型(パイプを理想の曲げ半径で綺麗に曲げるための型)を「鉄の塊」から削りだして制作することで、理想の「曲線美」を実現することができました。
(マニアックな世界のお話ですので、金型に関してはまたあらためてご紹介できればとお思います)
GFSオンラインストアにて本日リリース
GFS オンラインストアと店頭にて本日より販売がスタートいたしました。
初期ロットは少量ではございますが、「即納可能」となっております。
(一貫して手作業で制作するため、一度に作れる数には限りがございます)
アイテムの詳細、ご購入、お問い合わせは、オンラインストアの専用ページからお願いいたします。
