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Wall Top Hanger Rack Type2 : 新築ガレージの壁付けハンガーラック制作例

新築ガレージの壁面に設置された壁付けハンガーラック Wall Top Hanger Rack Type2 の全体仕様

新築住宅のビルトインガレージへ納品した、ウッドシェルフ付きの壁付けハンガーラック「Wall Top Hanger Rack Type2」の制作・施工例です。

一言で「ガレージ」と言っても様々なスタイルが存在します。
今回のガレージは、オーナー様が愛車のハーレーとゆったりとした趣味の時間を過ごす場所。チーク材のカウンターやアイアンスツール、メッシュ扉の収納など、随所にこだわりのアイテムが組み込まれた、高級感ある大人の空間です。

Type1をベースとして、ブラウンとブラックのコントラストが特徴的な棚板を組み込んだ壁付けハンガーラック「Wall Top Hanger Rack Type2」の詳細をご紹介します。

設計どおりの取り付け高さや水平レベルで精度良く壁面施工された Wall Top Hanger Rack Type2
丸棒をガスバーナーによる炙り曲げて制作したテーパー状のブレース(補強パーツ)

無垢材の棚板を組み込んだ「Type2」の基本仕様と施工のポイント【新築住宅】

GANZの壁付けハンガーラックは、黒皮鉄のパイプを軸に、規格(太さや厚み)の異なる鋼材をバランスよく配置して全体の強度と意匠を設計しています。

壁面への固定部には、このプロダクトのために設計した専用のフランジ(壁面取り付け金物)を採用。取り付ける壁面の材質や下地の状況に応じて、最適なビス穴を配置しています。さらに、丸棒をガスバーナーによる炙り曲げて制作したブレース(補強パーツ)をテーパー状に配置。これにより、視覚的にシャープな印象を与えつつ、荷重に耐える実用的な強度を両立させました。

今回の「Type2」は、ハンガーパイプの上部に木製の棚板が追加される仕様です。鉄部と棚板が自然に一体となるよう、シンプルな専用ステーを制作して組み込んでいます。設置後は下から見上げるアングルが多くなるため、棚板は表面だけでなく裏面まで両面とも同じクオリティで仕上げています。

壁付け構造のラックを安全に使用するためには、十分な「施工強度」が必要です。今回は新築時の計画だったため、設計段階から施工位置を想定し、壁面の広範囲にわたって強固な木製下地をあらかじめ仕込んでいただきました。これにより、施工時の取り付け位置の微調整が可能となり、設計どおりの取り付け高さや水平レベルで精度良く施工することが可能となります。

※ オーダー制作をご検討の際は、「下地や壁面材質」などに関する事前アドバイスも可能です。

アンティーク家具やビンテージギターと同様の着色技法を採用したウッドシェルフ(棚板)
自社でデザインした独自の形状へ無垢材をルーター加工してモールディングを削り出す制作プロセス

「黒皮鉄との調和」モールディングと仕上げに拘ったウッドシェルフ

ウッドシェルフ(棚板)は、ブラックとブラウン(レッドチーク色)を組み合わせ、黒皮鉄のラック部分と調和するよう設計しています。

3方を囲む無垢材のモールディングは、デザインの考案から製材、ルーターによる切削加工に至るまで、すべての工程を自社で行っています。既製品のモールでは表現できない、GANZが理想とするバランスと意匠を追求しました。

棚板の中央部のブラックカラーは、ウッドの素地が僅かに透ける、適度なムラ感を残した「独自のラフペイント」によって着色。これにより、鉄が持つ無骨な質感と自然に馴染むように仕上げています。一方、モール部分(無垢材)のレッドチークカラーは、アンティーク家具やビンテージギターと同様の着色技法を採用。ガレージ内のチーク材カウンターといった周辺のインテリアともトーンが合うよう、GANZが独自に調色したオリジナルカラーです。

木部の最終仕上げには、特殊なワックスフィニッシュを施しています。表面はサラッとした肌触りとなり、日常的なメンテナンスとしてダスターや柔らかい布でホコリを払う際も、木材特有の不快なガサツキ感は皆無です。ガレージという環境下でも、ストレスなく「家具としての美しさ」を維持できる実用性を備えています。

無垢材のモールと棚板本体を強固に一体化させる木工用のビスケットジョイント接合面
無垢材のモールと棚板本体を強固に一体化させる木工用のビスケットジョイントの接着シーン
いくつかの工程に分けて重ねていくGANZ独自の配合で調色したオリジナルカラーの着色工程

ウッドワーク | 無垢材のモールディングと棚板の制作プロセス

ウッドシェルフの制作は、自社でデザインした独自の形状へ、無垢材をルーター加工してモールディングを削り出すことから始まります。

削り出した無垢材のモールと棚板本体の接合には、木工用の接合材である「ビスケットジョイント」を採用。接合面に精密な溝を掘り、ビスケット(圧縮材)を挟み込んで接着することで、木材同士をズレなく、かつ長期の使用に耐える強度で強固に一体化させています。

素材のの着色工程では、独自の配合で調色したオリジナルカラーを、いくつかの工程に分けて重ねていきます。単に塗料を塗るのではなく、工程を分けることで深みとムラ感をコントロールしています。

さらに、棚板中央のブラック部分についても、既製品の黒をそのまま塗るのではなく、ベースカラーの段階からマット(艶消し)の度合いを細かく調整したオリジナルカラーを採用。細部に至るまで「鉄とのバランス」を常に意識し、GANZファクトリー内で一貫して制作しています。

利便性とデザイン性を検証するためにショールームで仮施工した Wall Top Hanger Rack Type2
職人の手仕事が生むTIG溶接の焼け跡とGANZネームプレートおよび下から見上げるアングルの棚板裏面仕上げ

バイク乗りのための壁面収納と経年変化 | オーダー制作の利点

ガレージの入り口に設置した「Wall Top Hanger Rack Type2」は、バイク乗りにとって必須のギアであるヘルメットや重厚なレザージャケット、グローブ、キャップなどの収納をメインに想定して設計しました。

黒皮鉄の無骨な質感、コーナーエルボ(継手)のザラついた鋳肌、職人の手仕事が生むTIG溶接の焼け跡、アクセントとなるGANZネームプレート、表情豊かな無垢のウッド。これらすべての異なる素材が、オーナー様の愛車やライディングギアと同様に、使用とともに時を刻みながら美しく「経年変化」を重ねていきます。

量産品には決して真似のできない、それぞれの素材が持つ固有の表情や個性が融合することで、オーナー様の理想のガレージが形づくられていきます。

「Wall Top Hanger Rack Type2」に関するお問い合わせや各種ご相談は、リンクの専用ページからご連絡ください。


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