マーキーライトのオーダー製作例を紹介【様々な角度から見た詳細画像を公開】
マーキーライトやアルファベットサインと呼ばれる電飾看板のオーダーをいただき、セレクトショップのショーウィンドーのブリックの壁面に合わせて製作・施工させていただきましたので、ひとつの製作例としてご紹介させていただきます。
レンガに鉄のサインの相性が凄く良くて、裸電球の柔らかい光が加わって高級感あるお店の雰囲気にピッタリでした。
先日は、ファサード全体の雰囲気をお伝えできるようにアップさせていただきました。↓
マーキーライトで彩る店舗ファサード【オリジナルのフォントデザイン】
今回は、様々な角度から見たときの画像や、マーキーライトの細部にフォーカスしてお伝えできればと思います。
営業終了後に店内の照明を落とした状態で撮影させていただきました
電球の数や光量もちょうど良くいい感じのレトロ感が出ています。
レンガの壁の影響か重厚感が増した感じがします。
マットクリアコーティングで鉄の表面を保護しています
インテリア(室内)での使用でも、ベアメタル(鉄生地)の状態ではすぐに錆びてしまいますので、全体を薄くマットクリヤーでペイントしてコーティングしています。経年変化も楽しめる自然な表情に仕上げています。
ワックスフィニッシュも可能ですが、構造が入りくんでいてメンテナンスがしにくいのでクリアペイントをおすすめしています。
反射面のみグラインドのテクスチャで遊びを加えて、光を乱反射させています。
このあたりはお好みになりますが、金属だからこそ可能な技法ですし電飾の効果を引き立たせるのに かなり効果的だと思います。
製作中に撮影した画像もご覧ください
クリア球はフィラメントのキラキラ感がいいですね。暖かい光に引き寄せられます。
将来LEDにも交換できるように細部を工夫していますが、まずは裸電球で半世紀ほど昔にタイムスリップして楽しんでいただきましょう。
奥行きのある立体的なサインならではのアングルです
ちょっと横からキツめの角度の画像ですが、側面への反射や電球の数・間隔なども狙い通りのいい感じに仕上がりました。
フォントを選択する上では普通のゴシック体が一般的ですし、製作面でも手間が少なく良いのですが、今回のように少し「セリフ」がついた方がよりレトロな雰囲気と高級感が増すような感じがします。
箱文字のサイズや電球のサイズに応じて奥行きを決めています。あまり深すぎても浅すぎても全く違う雰囲気になってしまうので、構造的な制約とバランスをとりながらしっかりとデザインしていきます。
周囲が暗い露出を抑えた写真です
最後におまけで ちょっと露出が暗めの画像も3枚だけアップしておきます。
今回のマーキーライトは光量を結構落とした設定にしています。電球間隔を少し広めに取りながら電球の明るさも抑えています。
こちらの画像は、もうワンランク暗めの電球をセットした時をイメージしています。こんな感じの さらにムーディーな雰囲気になるんじゃないかと思います。
こちらのサインのサイズや仕様、お問い合わせの詳細は下記の専用ページからお気軽にご連絡ください。
【Dude Illuminated Sign #01 マーキーライト・アルファベットサイン詳細ページ 】
納品から実に9ヶ月も経ってしまいましたが、僕の中では今見ても新鮮さと どこか懐かしさを合わせ持った とても思い入れのある作品になりました。
NAKAMURAさん、とても楽しいご相談ありがとうございました。
お店で扱うアイテムやブランドはもちろんですが、モノやヒトに対する情熱的な姿勢がやりとりの随所に感じられて、とても勉強になると同時に こちらのモチベーションをグイグイ引き上げていただいて、終始最高の気分で製作させていただきました。
こちらに【マーキーライト】アルファベット箱文字看板のオーダーのポイントをご紹介しています。
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