
黒皮鉄を使用した家具や什器の無骨な質感にアクセントを加える手法のひとつとして、GANZでは「鍛鉄」のパーツを使用することがあります。
今回は、スタンド灰皿のハンドル兼装飾として制作したパーツを題材に、鍛鉄の装飾と黒皮鉄の組み合わせについてご紹介します。
鍛鉄の装飾と黒皮鉄がつくる鉄の表情
黒皮鉄を使った家具や什器では、シャープエッジ、ドリルド、プレス、リベット、ハンマートーンなど、加工によるアクセントを加えることで、アイテムの表情に深みを与えたり、個性を際立たせたりすることができます。
黒皮鉄とベアメタル(鉄の素地)の組み合わせも同様で、一言で「鉄」といっても、加工方法や仕上げの違いによって、様々な表情に変化していきます。
今回のスタンド灰皿は、ヴィンテージパーツの質感に負けないよう、少し個性の強いパーツを組み合わせて構成しています。
メインのフレームには、リベット、プレス、シャープエッジなどを取り入れ、移動用のハンドルと装飾を兼ねた最上部のパーツには、ハンマートーンが特徴的な鍛鉄を使用しました。そこにドリルドやリベットなどの加工を組み合わせながら、全体のバランスを調整しています。
それぞれの加工を強調するのではなく、「全体のバランス」を意識しながら組み合わせることで、鉄製灰皿としての個性を引き出すことを考えてデザインしました。
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