ペーパーナイフのメンテナンスと研ぎ方について

ペーパーナイフの切れ味が蘇る簡単なメンテナンス方法をご紹介します

 

■はじめに

MESS AROUND × GMP 「Black Iron Paper Knife」 ご購入いただいたお客さま用にペーパーナイフのメンテナンス方法をご紹介いたします。

ナイフ本体やブレード(刃)にサビが発生した場合や、切れ味が落ちてきたと感じたときには、以下の方法で手軽にメンテナンスできますので、経年変化を楽しみながらチャレンジして自分だけのペーパーナイフをつくりあげてください。

※付属の取扱説明書を事前に読んで、ケガの無いように注意して作業してください。

※ Black Iron Paper Knife 以外のペーパーナイフを研ぐ場合には各メーカーの指示に従ってください。素材や形状によっても方法が異なりますので、このページは参考にならない可能性がございます。







ペーパーナイフに付属のメンテナンスキット



メンテナンスキットのスコッチと耐水ペーパー


■メンテナンスキットの説明と準備

まずは、できるだけ凸凹が少ない安定したテーブルを新聞などで保護してください。

ナイフ本体、付属のメンテナンスキット、できれば「IRON WAX Natural」を用意してください。

メンテナンスキットには、3M社スコッチブライト(#600相当)と耐水ペーパー#400のサンプルが入っています。







サビ落としに使用するスコッチブライト



スコッチブライトによるサビ落とし


■ナイフ本体のサビが気になったら

Black Iron Paper Knife は、ラッカークリアーペイントにより防錆処理をしています。
その一方で鉄としての素材の持ち味や、経年変化による深みのある表情を楽しんでいただけるよう、最小限のペイントにとどめています。

クリヤーコートに傷が付いたり、空気中の湿気や汗によってサビが発生する場合があります。
サビ落としには付属のスコッチブライトを使用してください。
鉄の黒皮を傷めないように軽く磨いてください。

研ぎ直しも続けて行う場合はこのまま次の工程に進んでください。
ここで終了する場合には、ワックスを塗って防錆してください。






平らな木の板にセットした耐水ペーパー



ナイフの角度が変わらないように軽く往復させて研ぐ様子


■刃の研ぎ方について

切れ味が落ちてきたら刃先を研ぎ直す必要があります。

もし可能であれば、平らな木の板などがあると作業がしやすくなります。
なければ新聞の上に直接耐水ペーパーを置いてください。

片手で耐水ペーパーを押さえるか、両面テープなどで固定してください。

ナイフが手に当たらないように注意しながら、軽く往復させて研いでいきます。
このとき、ナイフの角度が変わらないように意識してストロークさせてください。

少し研いだら刃先を確認して、目的の場所に耐水ペーパーが当たっているかチェックします。
はじめは角度を微調整しながら感覚をつかんでください。

【注意】 耐水ペーパーは水を付けて研ぐこともできますが、ここでは水は使わずドライで研いで下さい。また、空研ぎ用のサンドペーパーについては、砥粒の種類が異なり平滑性も異なる場合が多いためおすすめしていません。



アールがきつい刃先の研ぎ(力を抜いてストローク)


刃先の方は、アールがきつくなっているので、特に力を抜いてストロークします。
ラインを崩さないように意識してチャレンジしてみてください。

ブレード(刃)を3~4分割して、根元、中央、刃先といった順番で少しずつ研ぎすすめていくと良いかと思います。




反対側の刃研ぎ



綺麗に研げているか刃先をチェック


反対側も同じ様に研いでください。

刃先をチェックして綺麗に研げているか確認してください。



ペーパーナイフの試し切り


ひととおり研げたら試し切りしてみます。

切れ味が復活するまで上記を繰り返しますが、あまり研ぎすぎると刃の消耗が早くなりますし、手を切る危険も増えますので適当な切れ味で止めてください。
(鋼・ハガネではないので一般的なナイフのような切れ味にはなりません)



仕上げのワックスを塗る様子



乾いた綺麗な布で拭き上げる仕上げ行程


研ぎ終わったら仕上げにワックスを塗っていきます。
柔らかい綺麗な布にワックスを少量つけて塗ってから、乾いた綺麗な布で拭き上げてください。

「IRON WAX Natural」がベストですが、市販の椿油(刃物油)でも代用可能です。
(ラッカーペイントを傷めますので溶剤を使用しているオイルは使用できません。事前にテストしてからご使用ください)



ペーパーナイフの研ぎ直しとメンテナンス完成


お疲れ様でした!これで研ぎ直しとメンテナンスが完成です。

少しずつ錆の表情が加わったり使用に伴う傷が増えてきて、使い手の道具になっていくと考えています。更に詳しく知りたい方や、うまくできないぞ~、などございましたらいつでもご相談ください。

一生物のつもりでつくっていますのでしっかりサポートさせていただきます。


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